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YGYL224用語集 · 324語

チッタ〈心の場〉

Chitta (Mind-Field)(チッタ)

Citta (チッタ)

चित्त

チッタは「心の場(こころのば)」——あらゆる心の働きが立ち現れる意識の全体である。


意味

チッタは「心の場(こころのば)」——あらゆる心の働きが立ち現れる意識の全体である。 マナス(感覚を処理する心)・アハンカーラ(我という感覚)・ブッディ(知性・識別)を含み、印象が集まり・動き・沈む内なる器(内的器官)の総体を指す。

背景

パタンジャリによるヨガの定義そのもの——ヨーガッシュ・チッタ・ヴリッティ・ニローダハ——において、その揺らぎ(ヴリッティ)を静めるべき対象がこのチッタである。 心の場の動きが止むとき、見る者は自らの本性に安らう。 チッタを理解することは、ヨガが働きかける当の地盤を理解することにほかならない。 — パタンジャリ『ヨガスートラ』1.2

実践への示唆

瞑想は、チッタの動きを観察し、徐々に静めることとして説かれる。 指導者は心の場を、閉じ込められた自己ではなく、観照し得るものとして示す。 集中の実践は、散り散りのチッタを一点へと集める。

指導者の視座

チッタ(場の全体)と、過ぎゆく一つの思考(一つのヴリッティ)を区別すること——一方は空、他方は流れる雲である。 目的は心を滅することではなく、静め・澄ませ、歪みなく実在を映すようにすることだと強調すること。