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YGYL280用語集 · 324語

ヨガスートラ

Yoga Sutras (of Patanjali)(ヨガ・スートラス(オブ・パタンジャリ))

Yoga Sūtra (ヨーガ・スートラ)

योग सूत्र

紀元前後にパタンジャリによって編纂されたとされる196の短い格言(スートラ)で構成される根本聖典であり、ヨガの哲学・倫理・実践・解脱への道を体系的に示す、ヨガ思想の礎をなす文献を指す。


意味

ヨガスートラは「ヨーガ(ヨガ)」と「スートラ(糸・格言・経典)」から成る。 紀元前後にパタンジャリによって編纂されたとされる196の短い格言(スートラ)で構成される根本聖典であり、ヨガの哲学・倫理・実践・解脱への道を体系的に示す、ヨガ思想の礎をなす文献を指す。

背景

ヨガスートラは4章(パーダ)から構成される。第1章「サマーディ・パーダ」(ヨガの本質)、第2章「サーダナ・パーダ」(実践の道)、第3章「ヴィブーティ・パーダ」(達成と超能力)、第4章「カイヴァルヤ・パーダ」(解脱)。 ヤマ・ニヤマ・アーサナ・プラーナーヤーマ・プラティヤーハーラ・ダーラナー・ディヤーナ・サマーディという「ヨガの八支則(アシュタンガ)」は第2章に示され、現代ヨガの実践体系の根幹をなす。 「ヨガとは心の作用を止滅することである(ヨガシュ・チッタ・ヴリッティ・ニローダハ)」という第1章第2節の定義は、ヨガ哲学において最も引用される一節として知られる。。

実践への示唆

スートラの概念はクラスのテーマとして活用できる。アヒンサー(非暴力)・サティヤ(誠実)・アパリグラハ(不所有)など、日常生活との接点を見出しやすい項目から紹介すると効果的である。 八支則を「外から内へ向かう道」として提示することで、アーサナが全体の中のひとつの段階に過ぎないという本質的な視座を伝えられる。

指導者の視座

スートラの直訳を与えるよりも、その意味が生徒自身の体験とどう繋がるかを問いかけること。 特定のスートラをクラスのオープニングやシャヴァーサナ前に引用することで、実践に哲学的な奥行きをもたらすことができる。 「パタンジャリはヨガを発明したのではなく、すでに存在していた叡智を整理した」という視点を共有すると、伝統への敬意と理解が深まる。