下向きの犬のポーズ
(したむきのいぬのポーズ)
Downward-Facing Dog (ダウンワード・フェイシング・ドッグ)
Adho Mukha Śvānāsana (アドー・ムカ・シュヴァーナーサナ/アドームカシュバナサナ)
अधो मुख श्वानासन
両手と両足で床を支え、腰を高く引き上げて逆V字を形成するポーズであり、全身の伸展と強化を同時に促しながら軽度の逆転効果をもたらす、ヨガで最も広く知られるアーサナのひとつを指す。
アドー・ムカ・シュヴァーナーサナは「アドー(下向きの)」「ムカ(顔・口)」「シュヴァーナ(犬)」「アーサナ(座法・姿勢)」から成る。 両手と両足で床を支え、腰を高く引き上げて逆V字を形成するポーズであり、全身の伸展と強化を同時に促しながら軽度の逆転効果をもたらす、ヨガで最も広く知られるアーサナのひとつを指す。
犬が前肢を伸ばしてのびをする姿を模したとされ、自然界の動きからインスピレーションを得た古典的なアーサナのひとつである。 太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)の構成要素として登場し、ヴィンヤサ系クラスでは繰り返し回帰する中心的なポーズとして機能する。 頭部が腰より低い位置に置かれる軽度の逆転ポーズとして、穏やかな血流の変化と日常とは異なる重力の体験をもたらす。
両手を肩幅に開き指を広げて床をしっかりと押す。両足を腰幅に開き、踵は床に向けて押し下げる。 腰を天井方向に引き上げ、背骨を長く伸ばすことを意識する。膝は軽く曲げてもよい。 肩と耳を離し、肩甲骨を広げながら上腕外旋を意識することで肩への負担を軽減する。 5〜10呼吸保持し、呼吸のたびに腰の高まりと踵の沈みを深める。
「逆V字の頂点に腰を持ち上げる」イメージを伝え、腕で押すより腰を引き上げる意識を優先させること。 踵が浮く生徒には膝を曲げることを許可し、ハムストリングスの柔軟性より背骨の長さを優先させること。 頸部への負担を避けるため、頭を腕の間で自然に垂らし首に力を入れないよう誘導すること。 手首に課題を持つ生徒には拳立てやフォアアーム・ダウンドッグへのモディフィケーションを提案すること。
