YGYL176用語集 · 324語
思考
(しこう)
Thought (ソート)
Vṛtti(ヴリッティ) ※多義性のため重複記載
वृत्ति
パタンジャリのヨガスートラにおいて、思考・感情・記憶・知覚を含む心の表面に生じるすべての精神的揺らぎを指す。
意味
ヴリッティはサンスクリットで「回転」「波」または「精神的変容」を意味する。 パタンジャリのヨガスートラにおいて、思考・感情・記憶・知覚を含む心の表面に生じるすべての精神的揺らぎを指す。
背景
ヨガスートラの冒頭(「ヨガとは心の揺らぎの静止である」——ヨーガッシュ・チッタ・ヴリッティ・ニローダハ)に定義されているように、ヨガの目的はこれらのヴリッティを静めることである。 精神的揺らぎが止まるとき、真の自己(プルシャ)が現れる。
実践への示唆
瞑想中の精神的散漫を説明するために用いられる。 「ヴリッティを観察してそこに執着しない」という実践として促され、精神的プロセスへの理解を深める。 思考は自然なものであり、それらを消去しようとするのではなく執着なく観察することが重要であることを指導者が説明する。
指導者の視座
「思考は敵ではなく心の本質の一部である」ことを伝え、それらを認識すること自体が瞑想的な実践であることを強調すること。 自身の思考と同一視しない実践を促すこと。
